2012年05月10日

後蘭孫八城跡整備  沖永良部島

後蘭孫八城跡整備  沖永良部島

南海日日新聞より

住民らで観光名所に―「後蘭孫八の城跡」整備

 和泊町後蘭の町指定文化財「後蘭孫八の城跡」がこのほど整備された。城主の孫八は沖永良部島島主、世之主の臣下と伝えられ、中世の石積みが残る遺構は沖永良部島唯一の大規模なグスク跡といわれる。雑草が生い茂り、手付かずだった史跡は住民有志の手で新たな観光名所に生まれ変わった。関係者は「パワースポットとして観光や教育に活用したい」と話している。
 城跡は後蘭盆地に張り出した丘陵地を利用して築城された。南北180メートル、東西50~80メートル、面積1ヘクタールの広さを持つ。これまでに本丸跡、見張り所、墓などが確認されている。
 1967年に町文化財指定を受けたが、私有地ということもあり整備が進まず、内部はほとんど入ることができなかった。昨年7月、住民有志で組織する整備委員会(平健次郎委員長)が発足。町共生・協働の町づくりモデル事業を活用して伐採作業が行われてきた。
 メーンの遊歩道は、遺跡中央のくぼ地を周回する約200メートルのルート。コンクリート舗装などは行われず、元の自然や地形を生かした景観を楽しむことができる。自然岩で作られた南門や孫八の墓、神秘的なガジュマルの大木などが見どころだ。
 整備委は29日、後蘭公民館で第1回定時総会を開いた。没後600年を迎える4年後の2016年に向け、今後は残りの平分家屋敷跡周辺を整備するほか、近く案内板を史跡入り口に設置。公民館掲示板にパンフレットを常時置いて見学者に活用してもらう。
 平委員長は「夏休みに入ったら帰省客だけでなく、学生の情操教育の面からも多くの人が島の歴史を学びに来ると思う。後蘭の名誉も一段と上がった」と話した。
 案内図や写真集を収めた総会資料は記念誌として希望者に配布する(少数の場合は無料)。問い合わせは電話090(2517)8073事務局の前田和義さんへ。


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